佐伯ポインティのこの動画をみて思い出したんだが、夏なので怖い話をする。
それは伴侶と付き合う前のこと。
何を思ったのか伴侶が私が行きつけていたメイド喫茶に行きたいと言い出し*1、秋葉原に出向いたとき。
メイド喫茶にご帰宅していると飲み会仲間の女の子より御徒町でオールで飲み会があるのでぜひ来て!とLINEが来た。
ご帰宅後の予定は特になかったし大人数でワイワイしたい気持ちがあったので、伴侶に了承とってOKする。
※ちなみに前日にやんわり二人で飲みたいと誘ったが「なんで????」と私が返したことにめっちゃしょんぼりしたby伴侶ちゃん
そうして秋葉原から御徒町のユニクロの前に来た我々を飲み会に誘ってきた女の子が出迎えてカラオケマックに連れていかれた。ここが会場らしい。
そこには男女比4:6くらい、20~40代が言葉通りに肉と肉がひしめき合う地獄のようであった。
我々はメイド喫茶ではせいぜい甘いカクテル2杯飲んだ程度*4なので酔いからは遠かったが、現場()はすでに出来上がっている。誘われた時点で現場が元気なのは想定できたが、まさか男性同士の♡kiss♡を見てしまうとは思わなかった。世も末だ…。
このカオスに伴侶も巻き込まれそうになったがしれっとトイレへ逃避。後日聞くと
「俺、あのノリはキッッッツ無理って思ったし、そもそももやしが好きだからしないのヽ(`Д´)ノプンプン」
だそうで(ノェ`*)っ))タシタシってなった。可愛い生物だな。
伴侶の帰還後、また彼は巻き込まれた。巻き込まれ体質らしい、知らんけど。
大部屋の構造はこの後の話には不要なので省くが、席としてはカラオケの液晶画面から遠い順に私、伴侶、そしてこのタイトルにもある赤いカーディガンの女だった。赤いカーディガンの女(以下、赤カー)は40代くらいであろう、元気のいいマダムだった。こういう飲み会だと無言の女同士の争いが勃発しがちだが、この赤カーはそういう態度もなく私にとっては絡みやすかった。
赤カーはもちろん出来上がっていた。私は二人の横でにこにこ酒飲んでいた。
赤カー「あ!あんた鼻おっきいねえwww」
伴侶「そ、そうですかね」
赤カー「鼻大きいってことはあんた、╰U╯ㄘんㄘんでっかそうねwwwww」
伴侶「は、はあ(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)(^_^;)」
横にいた私も困惑した。非常に反応に困った。とりあえず苦笑いしといた。
それは言われた伴侶も同様でとにかく笑うしかなかった。
「じゃあ見てみますゥ~?(ボロン)」
なんて言うわけにもいかんし。いやそれはそれで面白い展開だけどそれなら多分付き合ってねえな。
酒の場では猥談はしばしば出がちだが、こういうダイレクトなのは一応避けていたので、まあなんというか新鮮だった。
以前にもノリで参加した飲み会*5でも幹事の女性が唐突に
「女性陣みんな何カップ~~??あたしはね、体重3桁あるけどCしかないんだ~wwwwギャハハ~wwww」
なんていうもんだから、ちらほら男性陣もいるなかで強制的に乳サイズを一人ずつ自己申告していく地獄も味わったことがある。これはちょっと堪えた。せめて女性しかおらん場でやれ。次は行かねえぞラビオフ
話を戻すと赤カーに愚息のサイズを見定められた伴侶ちゃんはその場では苦笑いでやり過ごし(そりゃそうだろ)、夜を明かした。
実際に鼻が大きい=愚息が大きいかどうかは正直色んな意味でわからんので、鼻も愚息も大きいと自負しているまたはパートナーが該当している方、ご連絡ください。
後日、伴侶にこの時に心理を聞いてみると
「本当に死ねって思った。マジで呪」
と無表情で語っておった。まあシンプルにセクハラよな
※伴侶ちゃんはツイートは穏やかだけど私より口が悪いことがあるヨ!
そういや謎にこの飲み会で囃し立てられたのなんで???と思っていたのだが、どうやら伴侶がトイレ逃避している際にまた別の参加者に誰を狙うか云々絡まれたそうで、
「俺もやちゃんが好きなので(`・ω・´)!!!」
と豪語したらしく、それが参加者に伝搬したからだった。伴侶そういうとこあるよね
ただ単に伴侶が恐怖した赤いカーディガンの女の話だったわ
もやすみ