もやし工場(改)

壁打ちクソブログ

デブス喪女だが出会いパブのキャッチに遭ってみた話する【※再録】

相席屋とか街コンとかに行ってなんかもう「出会い学」とかいう学問切り開けるんじゃねえかなって勝手に思ってるんだが、

タイトル通り、出会いパブとかいう出会いコンテンツに行ってきた

冬場の寒さも和らいできた3月くらいの、

とある休日ももやぴっぴはひつまぶしとして新宿にぽっちゃりデブコンにいっていた。

 

その時の大した収穫もなかったんやが、強いて言うなら保育士の男性(34とかだった気がする)に 「もやしさんが一番話できて親密になれそうな方だったので…///」 と言いつつハート♡におられた折り紙を渡されたくらいだったが (現役DKの男友達にそれを報告したら「折り紙送るようなダサ男だからその年まで結婚できねーんだよ」とものすごくdisってたのは内緒)、 鼻ほじりながら会場から駅まで歩いていたわけだ。ホジホジ(´σ_` ) ポイ( ´_ゝ`)σ ⌒゜

歌舞伎町でるまでもうすぐ…って時にどっかのF欄の経済学部(ひでえ偏見)にいそうな茶髪の20くらいのおにーちゃんに声をかけられた。以下、ニキ。 ニキ「あのーおねえさんすみません」 もや(ワイやないやろ、後ろに歩いてるチャンネーやろ)スタスタ ニキ「あの!」 もや「!?」 茶髪ニキが私の目の前でディフェンスをしてきた。なんやねんワイの帰路妨害すなこら ニキ「あの、ちょっとだけでいいんですけど出会いパブ来ませんか?」 もや「え、あ、なんすか(半ギレ)」 ニキ「飲み物とかご飯とか女の子側は無料なんです!ちょっとだけでいいので…」 なんで懇願しとんねん、サクラ雇えやサクラ もや「え、いやもう帰るんで…(あと1時間もいたら終電フラグ立ってまうわ)」 ニキ「そこを何とか…!」 もや「いや明日も予定あるんで」 大嘘です ニキ「ちょっとだけ…!そこにいるだけでいいんで…!」 その先っちょだけで良いからみたいな言い方やめれ もや「ええじゃあ(ネタになるだろうし)30分だけなら行きますよ(呆れ)」 ニキ「本当ですか!?やったー!」 かくしてもやしは謎コンテンツ、出会いパブとやらに行くことにしたのである。

 

ニキ「いやー30分だけでもありがたいっす!本当ありがとうございます!」 こいつもキャッチ捕まんないとバイト代入らねえんだろうなと慈しみ、 新宿アルタから徒歩3分程度のところにある、なにやら古臭い看板の出会いパブに入店した。 というか駅前から近い場所にあるって聞いたから行けたんだぞ…

これを読んでいる皆はネタと言っても危険だから絶対に行ってはいけないゾ☆ 入店するも、茶髪ニキはキャッチに戻り、店内にいたカタギじゃなさそうなオニーチャンが店内を案内し、席に座らせた。たばこくせえ。 NOTカタギ「メニューお渡ししますので、好きな飲み物どうぞー」 と言ってテーブルに立てかけてあるB5で三つ折りされてるメニューを開くとまあ一般的なバーとそう変わりないラインナップが記載されている。 とりあえず場の異様さに慣れないのでウーロン茶を頼む。 NOTカタギ「かしこまりました、少々お待ち下さいー」

NOTカタギ「お待たせしました、ウーロン茶でございます。そういえばお姉さんここ初めてですか?」 もやし「ええ、初めてです。。一体どんなシステムなんです?」 NOTカタギ「ああそれならご説明しますね」

 

淡々とカタギじゃない人は説明をし始めた。 ここは男女で話をする店舗。店内はL字型となっており、大まかにいうと2つのブースがある。 1つはキャッチに連れられてきた複数の女性と来店した男性が向かい合わせになって座るブース、 もう1つは男女2人で会話をするブース。

私が座っている席はその「向かい合わせ」ブースであり、1人分の通路を挟んだ先に男性が何人か着席している。 男性は並んで座っている女性を一人選び、女性からOKを貰ったら会話ブースに移動し会話をするという流れらしい。 …とまあこう書くとイメージしにくいのだが。 となると選ばれる側の女性って相手男性によってはかなり可哀想なことになるよなーと思いきや、

この店舗は相席屋よろしく飲食物は無料とのことでそれ目当てに来店する女性も数多いという。なるほど。 一通り説明を終えたオニーチャンが去って、店内観察をしているとまあ中々に異様であることが分かる。 ギャルA「でさ、あたしがキャバやってたときはさー」タバコスパー ギャルB「そうなんですか!まぢやばぃっすねー↑」タバコスパー 全体的にギャルが多い(圧倒)タバコくせえのはお前らのせいか!! どうみても私見た目腐女子なデブスで喪女感抑え切れていないのになんで連れてこられたんやー怖いーと思いつつ、 隣に座っている20行くか行かないかの女の子に声をかけてみる。謎の行動力。 もやし「あのー…」 女の子「はい?」 つけまバッサーのカラコンガッツリーので宇宙人みたいになってるでお嬢ちゃん もやし「私ここ初めてなんですけど、いつもこんな雰囲気なんですか?」 女の子「んー…ああそんな感じですよ!あたしなんか16くらいからここに来てますしw」 こりゃ闇深案件やなと思いつつ店について聞いてみる もやし「そうなんですか…怖くないですか?」 お前はインタビュアーか 女の子「そうでもないですよ!慣れてるからかもしれませんがwご飯とか無料ですし!」 もやし「ホエー」 女の子「何か食べました?あたしここのピラフ?がおすすめなんですよー!」 もやし「ア、ソウナンデスカー」 もやぴっぴ、思った以上のフレンドリーさにびっくりする もやし「今度来た時に(?)食べてみますねー」 女の子「はいぜひ!」 屈託のない笑顔を向けられて逆に不安になった。うーん。 ちらっと見えた彼女のスマホの画面は出会い系サイト…ではなくソリティアだったけども。 女の子「じゃあこれで私は帰りますね♪」 もやし「あ、はいおつかれっしたー…」 終電まであと30分と言ったところだったからか、彼女は帰って行った。

 

入店前まで普通に酒飲んでたんだ、尿意がないわけじゃない。 ウーロン茶飲みきったし、収穫なさそうだしトイレ行ってから帰るかと思い、 先程のオニーチャンにトイレを案内され、用を済まして着席しなおした。 (うーん…とは行ったものの帰るタイミングが掴めねえ…) と思ったその時、オニーチャンがなにやら紙をもってこちらにやってきた。 NOTカタギ「あちらのお客様がお話しされたいようです」 キタ━ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'━!! もやし「えっと、というと?」 NOTカタギ「今向こうに座ってらっしゃる方が、お客様とお話しされたいとのことです」 大事なことなので2回いいました。 え、え、私どうみても今いる女の子の中でなら一番不細工な自信あるで?こいつ目玉潰れてるんか??? NOTカタギ「いかがいたします?」 48歳、会社員、紙には「お話ししてみたいです」かー…。 親より上だけどまあ撒けるだろ。 もやし「お願いします」 もやしの戦いが今始まる――。

NOTカタギ「では、こちらに」 もやし「あ、ありがとうございます」 ふえー初入店にて会話か―。街コンとはまた違うけどこれはこれで怖いな、結構密着してるし…。 おっさん「こんばんは」 もやし「ああこんばんは」 闇深そうな店にいるのが不思議なくらい清潔感のある、物腰柔らかい中年男性である。イケメンではないがブサメンでもない。 おっさん「OKしてくれてありがとう」 もやし「いえ、こちらこそ(?)ありがとうございます(?)」 とまあ手元にある飲み物で乾杯をする。なんかキャバ嬢になった気分だな。 もやし「あの、単刀直入にお伺いしてもよろしいですか?」 おっさん「いいよ」 もやし「なんで私を選んじゃったんですか?」 おっさん「なんでって…言われると難しいけど話すと楽しそうだからかなあ」 いや黒髪デブスだから丸めこめそうと思ったんやろわかってるんやで! もやし「いつもこう言う所に来られてるんですか?」 おっさん「いやーときどきだよwふらっと来るよ、ふらっとね」 もやし「そうなんですねー…」 じーさんばーさんが人と話す機会ないからコンビニ店員と話しこむ…みたいな感覚だろうか。 おっさん「あのさ、これからまた二人で飲みに行かない?」 もやし「ええいや、それは出来ないです、すみません」 おっさん「どうしても?」 もやし「はい、明日用事があって遅くまではいられないです」 見た目に反してがっついてくるのな おっさん「ちょっとだけ!ちょっとだけでいいから!」 もやし「すみません、明日お彼岸なのでそっちに行かなくてはいけないので朝早いんです…」 * ゚・*:.。.:*・゜+ d(*´∀`)b うそです +.:*・゜゚・*:. * おっさん「じゃ、じゃあこの建物の1階までなら…?」 もやし「それならいいですよ」 おっさんが会計している間、 もやし「じゃあ下で待ってますよー」 とさらっと言って逃げようとしたものの、 おっさん「ああいやそこで待っていてw」 とトンズラ抑止してきやがった。(・д・)チッ おっさん「じゃあ、下までいこうか」 もやし「はい」 出会いパブは2階なので1階まではすぐである。ここまで一緒にいたいと粘る理由はよくわからんが・・・。 おっさん「ついたね」 もやし「はいー」 おっさん「じゃあ、お疲れさま」 もやし「お疲れさまでしたー!」 といいつつ、おっさんは夜の新宿駅まで寂しく歩いて行ったのであった――。

とまあこんな感じでしたけどね! いやでも最初は本当に怖かったんだぞ!twitterで実況してたくらい結構怖かったんだぞ! でもまあ未だによく分からんのがおっさんが私を指名した理由がよくわからんなあ。 本当に男女問わずだけど得体のしれない店には足を運ばないことをおすすめするよ!

今回一銭も払わず何もされずに帰られたけど!!!

 

おしまい